IMAPS DPCの学会誌 Advancing Microelectronics Magazine 2024 Volume 51に掲載されました

2024.03.07

近年、省エネルギーや低炭素社会に向けて、電気自動車(EV)や充電インフラ、再生可能エネルギーへの需要が拡大しています。こうした動きを背景に高温動作、高速動作、低オン抵抗などの利点を持つ炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)などのワイドバンドギャップパワー半導体への関心が高まっています。

今回、弊社では熱抵抗が低い、全て銅めっきで相互接続(配線)された非常に薄型の両面放熱構造を持つインバータサブパワーモジュールパッケージを開発しました。
パネルレベルでワイヤーボンドを使わない非常にシンプルな構造のため、多数のチップを高密度に接続することができるようになります。

本製品は、チップレット集積パッケージ(PSB)と同じ300mm角のパネルプロセスをベースに使っており、今後、チップレット技術と並行してパネルレベルパッケージのパワーアプリケーションへの展開を拡大します。

尚、本内容は、 2024年3月18日~21日 米国 アリゾナ ファウンテンヒルズで開催される半導体パッケージング技術の国際学会「IMAPS DPC2024」で発表します。

 <発表タイトル>
 Scalable core package for Power module with Double-Sided Cooling Capability Applying Fan-out Panel-Level Process Suitable for SiC and GaN

 
 [IMAPS DPC2024]
 <会期>2024年3月18日~21日
 <会場>米国 アリゾナ ファウンテンヒルズ We-Ko-Paリゾート&カンファレンスセンター
 <URL>https://imaps.org/page/Device-Packaging

また、本内容は発表に先行してIMAPSの学会誌 Advancing Microelectronics Magazine 2024 Volume 51に掲載されました。
 <掲載マガジン>
 Advancing Microelectronics Magazine